12月に入り、そろそろ大掃除の準備を始めているご家庭も増えているのではないでしょうか。
弊社でもご家庭のお掃除のご依頼を頂いている中で、特に多いのがレンジフードのお掃除です。
頑固にこびりついた油汚れはなかなか落ちないもの。そこで、本日はご家庭でもできる「レンジフードのお掃除のコツ」を皆様にご紹介したいと思います。
レンジフードのお掃除のコツ
■用意するもの
[道具]・養生テープと包装紙など ・ゴム手袋 ・タオル地のぞうきん ・綿の古布 ・スポンジ ・バケツ ・割り箸 ・台所用ラップ ・ウェットタイプの不織布
[薬剤]・酸素系漂白剤 ・台所用洗剤 ・住まいの強力洗剤
■下準備
まず、窓を開けて換気をよくします。
レンジフード、換気扇付近のガスレンジや台所機器を包装紙などで覆い、養生テープで固定し、洗剤がつかないようにします。
プラグを抜いて電源を切ります。
※プラグの場所が分からない場合は、ブレーカーを落とします。
ゴム手袋をはめ、モーター、外枠、ガードや羽根部分など、外せるものはすべて外し、面の古布や新聞紙で汚れを拭き取ります。
流し台のシンクの栓をして、シンクが傷つかないように、下にぞうきんを敷きます。
■枠、羽根、ガードなど外せるもの
※枠、羽根などの素材がアルミの場合は、黒く変色することがあります。また、塗装の弱いものがありますので、確かめて行ってください。
40~50℃のお湯をシンクの1/2~2/3くらいまでため、酸素系漂白剤を表示どおりに溶かし、さらに台所用洗剤をティースプーン2杯程度加え、漂白剤の溶液をつくります。
溶液の中に外した枠や羽根、ガード部分など、モーター以外のものをいれ、完全に浸します。ブクブクと泡が出てきますので、そのまま15~20分ほど放置します。
※このとき、汚れたコンロの五徳や、受け皿、グリルなどもいっしょに入れておくと同時にお掃除ができて効率的です。
その後、シンクの栓を外して液を流し、スポンジで羽根やガードをこすると、汚れがキレイに落ちます。
最後に水洗いで完全に汚れを落とし、シンクの内側もスポンジで洗ってから乾いたぞうきんで水気を拭き取ります。
■モーターなど外せない部分
※羽根やガードを漂白剤溶液につけている間に行うと効率的です。
割り箸(または不要になったカード類)などを使って、こびりついている油をできるだけ削り取ります。
住まいの強力洗剤を綿の古布につけて汚れを拭き取ります
(またはシンクの漂白剤溶液をぞうきんにつけて汚れを拭き取ります)。
汚れが特にひどい部分には、もう一度洗剤または漂白剤溶液をつけ、台所用ラップをカットし、上から素早く貼り付けます。
※住まいの強力洗剤を目線より上の場所に使用する時は、ぞうきんやハケにつけて使ってください。
そのまま15~20分ほど放置し、油汚れが浮き上がるのを待ちます。
ラップをはがし、浮き出た汚れを綿の古布で拭き取ります。
その後水に浸し、固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を充分に拭き取り、よく乾燥させます。
※全体的に汚れがひどくない場合には、ウェットタイプの不織布でもきれいになります。
■汚れを防ぐために・・・
交換式の換気扇フィルターをとりつけて定期的に交換すると、汚れを防ぐことができて便利です。